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終末処分 [本]

【1000円以上送料無料】終末処分/野坂昭如
終末処分
野坂昭如
出版社:幻戯書房

この作品が昭和53年に発表のものだということにまず驚き。
ゴミの問題も原発の問題もなにも解決されていない


内容(「BOOKデータベースより)
原子力ムラ黎明期のエリートが、その“平和利用”に疑問を抱き…。政・官・財界の圧力、これに搦め捕られていく学界の“信仰”、マスコミという“幻想”。フクシマの“現実”を、スリーマイル、チェルノブイリよりも早く、丹念な取材で描いた34年前の長篇問題作、初の単行本化。本書のための書き下ろし「大量生産、大量消費に終わりが来る時」併録。


あとがき代わりの書き下ろしは一字一句に想いが凝縮されている。
30年以上も前から警鐘を鳴らしていたにも関わらず、何も変わらず、
3月11日の震災を迎えてもなお、変わろうとしない。
自戒もこめて書かれている。
非常に心が痛いあとがきだ。
あとがきだけでも多くの人に読んでほしい。

約10年前に脳梗塞で倒れてからリハビリ中の野坂氏。
数誌で連載を持っておられるとのこと。

日本人は、戦後の一時期、余りに貧乏したせいか、少し豊かになると、何でも捨ててしまう P.74

豪華絢爛たるパーティの食事に眼を見張り、しかも半ば以上残して捨て去り、「安全保障をアメリカにまかせて、お国の人はパーティに贅をつくすのか」と、招待客に皮肉をいわれたりしている有様。 P.75

発電所内で着用した作業衣、使ったモップ、手袋など、そのつど洗うが、古びてくるとこれを燃やしてしまう、この灰に、微量ながら放射性物質が含まれているから、アスファルトに混ぜてドラム缶(※缶は難しいほうの漢字)に詰めこみ、海に捨てるのだ。 P.47

ゴミだってそうじゃない、ゴミコミュニティとか、再生とかってのは興味ないけど、都市が自ら排出するゴミで滅亡するのは当然のことよ、もしそれを回避するための知恵を市民に与えようっていうのなら、おためごかしのことじゃなくて、いっぺん東京なら東京をゴミで埋めちゃえばいいのよ、判るもんならそこではじめて気がつくんじゃない P.143

道ばたに出されれば、すべてゴミなのだ、物だけでなく、人もそうらしい、秩序からはみ出れば、ゴミとしか認められぬ。 P.164

原発のなかった時代と現代を比べてみれば、今の方が不自由である。うわべ豊かで便利。だが一度事故が起きれば逃げる術はない。日本人は進歩したのか退化しているのか、判らない。 P.180(あとがき部分)

もとより賛成か反対かの二分法で決められる問題ではない。 P.181(あとがき部分)

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