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しろいろの街の、その骨の体温の [本]

【1000円以上送料無料】しろいろの街の、その骨の体温の/村田沙耶香
しろいろの街の、その骨の体温の
村田沙耶香
出版社:朝日新聞出版

読んで気持ちがいい話ではない。
むしろキモチガワルイ!
だけど読んでしまう。
そしてムカムカしてキモチワルイ。なぜか?



内容紹介 クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。

お話的には思春期のころの
あの意味の分からない“上”“下”のグループとか、性的なあれこれなんだけど、
大人になった今でも同じ感覚を思うことが多々あって、
そして書かれていることの気持ち悪さは
自分にも当てはまる気持ち悪さだから、
読んでしまうのだ。
ムカムカするのはよくわかるからだ。
そして思う。
ちっとも変わってなくて、相変わらずイヤなヤツだな、自分って(笑)
それを自覚していること、
そして同じ想いを共有している人がいることに
なんだかほっとするのだ。
この気持ち悪い感覚をこうも的確に、
そして多彩な言葉で綴る作者の表現力にただただ脱帽。
しろいろの街でずっと渦巻いているどす黒いモヤモヤした主人公の気持ちが
だんだんと光を浴びて色を現す様が爽快。
積極的に“いい本だよ”とは薦めがたいけど
私は好きな一冊。

見返すなんてばかみたいだな、と私は思った。見返すということは、相手と同じ価値観を共有するということだ P.138

大人しく、立場をわきまえて振る舞うこと。それが自尊心を傷つけられない、唯一の方法なのに。 P.177

いくら捨てても、この生身の自分の姿だけは捨てられない。一生、赤点の顔を抱えたまま生きて行かなくてはいけないのだ。 P.204

私は生物学上はメスであっても、いわゆる「女子」という生き物ではないのだ。 P.215

言葉は色鉛筆に似ている、と私は思った。今までは、太陽を塗るときは赤色、海を塗るときは青色の色鉛筆を、なんとなく大きな力に従って取り出していた。けれど、太陽を真っ青に、海を真緑に、好きな色鉛筆を取り出して塗りあげていってよかったのだ。 P.244

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